元取千本搗き

元取千本搗き

概    要

  津市無形民俗文化財の元取千本搗き(もとどりせんぼんづき)は、津市白山町の西部に位置する家城「元取地区」において伝承される伝統行事で、たくさんの杵で餅を搗くことから千本搗きと言われています。
その由来は古く、今から約152年前の慶応2年(1866年)から氏神様のお祭り行事として毎年秋の大祭にとりたての新米を奉納し、五穀豊穣(ごこくほうじょう:作物の豊作)をお祈りするとともに地区民の健康と幸せを願い、仲良く郷土の繁栄をお祈りすることから始まったと言われています。

千本搗き(せんぼんづき)

  和太鼓の合図とともに、蒸し上がった蒸籠(せいろ)のもち米が臼に移され、元取千本搗保存会により五穀豊穣を祈願し「千本搗き囃子」の「よいねれ」の囃子で「小づき」が始まり「本づき」は祝いうたの音頭に合わせ、6~7人の男衆が約5分間威勢よく餅を搗きます。

和太鼓の合図

和太鼓の合図

蒸し上がったもち米

蒸し上がったもち米

蒸籠から臼に移して

蒸籠から臼に移して

千本搗き囃子に乗せて

千本搗き囃子に乗せて

小づき

小づき

本づき

本づき

振舞い餅(ふるまいもち)

  搗き上がった餅は保存会の女性陣によって小切りされ、「あんこ」や「黄な粉」をつけて来場者に振舞われます。1臼で60人分振舞うことが出来るそうです。

女性陣による取り分け1

女性陣による取り分け1

女性陣による取り分け2

女性陣による取り分け2

女性陣による取り分け3

女性陣による取り分け3

来場者へも振舞い餅1

来場者へも振舞い餅1

前葉津市長へも振舞い餅

前葉津市長へも振舞い餅

来場者へも振舞い餅2

来場者へも振舞い餅2

天壌餅(てんじょうもち)

  幾臼か搗いた終わりの1臼は『天壌餅(てんじょうもち)』と言われ、餅搗きの最後に搗いている餅を幾度か頭上に突き上げた後、搗いている自分の杵(きね)にたくさんの餅を取り付けると「幸運が舞いつく」と言わることから搗き手による争奪戦が行われ、盛大な千本搗きの中でも勇壮で一番の見どころになります。この「縁起の良い餅」も来場者に振舞われます。

終りの1臼「天壌餅」

終りの1臼「天壌餅」

「天壌餅」争奪1

「天壌餅」争奪1

「天壌餅」争奪2

「天壌餅」争奪2

争奪後の「天壌餅」は杵にしっかり巻き付いており、「藤のつる」を使ってこそぎ取られます。

藤のツルでこそぎとる1

藤のツルでこそぎとる1

藤のツルでこそぎとる2

藤のツルでこそぎとる2

あんこや黄な粉をつけて

あんこや黄な粉をつけて

道    具

  杵は「椿の木」を使い、「藤のツル」は地面に這って(はって)いる柔軟なものが使われるそうです。

千本搗き-臼(うす)

千本搗き-臼(うす)

千本搗き-杵(きね)

千本搗き-杵(きね)

千本搗き-藤のツル

千本搗き-藤のツル

【お知らせ】
体験のお申し込みを受け付けています。
ご希望の方は、お気軽に当会までご連絡ください。
「元取千本搗き保存会」が、喜んで対応させていただきます。
 

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津市無形民族文化財
1989(平成元)年2月20日指定
平成元年より白山町の無形文化財の指定を受け、平成18年の大合併により津市無形民族文化財の指定を受けております。

年 間 行 事

元取地区文化祭
:  毎年11月第2日曜日(於:元取公民館)

地  図

住所)三重県津市白山町城立

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