
川口白山比咩神社の鎮座は不詳ですが、白山権現の当山御鎮座は人皇第50代桓武天皇の御代よりと言われています。永禄12年(1569)織田信長が伊勢侵略を図り、北畠国司を攻めたとき北畠氏の祈願所であった当社は、隣の鎮護国家寺大宮大権現真言院と共に兵火に罹(かか)り、本殿二社、長宮、神楽殿、絵馬殿、拝殿、末社、宝物、縁起巻物等悉(ことごと)く喪失してしまいました。
寛文2年(1662)本殿が再建されましたが、これが現在の本殿(昭和31年12月5日三重県有形文化財指定)であり、本年は再建されて350年を迎えることから、神社の周辺整備をし、「本殿再建350年祭」が盛大に斎行されます。
秋の彩りに包まれて、皆様方のご参拝をお待ちしています。
- 斎行日
- 平成24年10月28日(日) 10:00 ~
【神事予定】
- 10:00 ~
- 奉告祭、感謝状贈呈式
- 13:00 ~
- 催し物
- 獅子舞(小野連合区)
- 子ども御輿御練り(上野自治区)
- 餅まき、菓子まき
川口白山比咩神社「本殿再建350年祭」のお知らせは、こちらから印刷できます。
川口白山比咩神社の詳細、地図等は、こちらのページをご覧ください。
- 斎行(さいこう)とはお祭りや祈祷などの行事を行うこと。斉行とも書く。
- 御代(みよ)とは天皇・皇帝・王などの治世を敬っていう語。ごよ。
- 鎮座(ちんざ)とは神さまの土地を定めてお祭りすることや、神霊がその地に降立ち鎮まることです。神社の創建と同じく使われる言葉です。
- 白山権現(はくさんごんげん)とは白山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩を本地仏とする。白山大権現、白山妙理権現とも呼ばれた。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は、全国の白山権現社で祀られた。(Wikipediaより)
- 人皇(じんこう)とは神武天皇を初代とする代々の天皇(てんのう)のこと。それ以前の神代(じんだい)に対していう。にんのう。