成願寺「四十八日念仏会」のお知らせ

平成阿弥陀如来倚像(俗称・腰掛の弥陀)開眼法要
奉修四十八日念佛会

日程
平成28年5月15日(日)開闢
平成28年7月  1日(金)結願
場所(道場)
成願寺客殿

趣旨

 

国宝「阿弥陀如来像」

国宝「阿弥陀如来像」

成願寺には国指定重要文化財の阿弥陀如来倚像が奉案所蔵されております。
以前は客殿に奉案されておりましたが、文化財保護の観点から昭和56年4月宝物殿(収蔵庫)完成に伴い遷座されました。

この尊像は比叡山延暦寺の高僧慈覚大師の作と伝えられており、後土御門天皇より宗祖真盛上人に下賜され、真盛上人の念持佛となり、ご遷化の臨終佛ともなりました。
佛像の専門家によると鎌倉時代上期の作といわれ今から八百数十年ほど前の時代に像造されたと推察されます。
この尊像は成願寺檀信徒の宝であり、宗門の宝、国の宝であります。文化財保護の意義は否定できませんが警報装置の電源を切り解錠し重い扉を開く過程を経なければ拝めない佛様であります。

宝物殿

宝物殿

しかしながら、佛様の本来の存在意義から考えれば、少なくとも檀信徒の方がもっと気軽に拝めることがあるべき姿だと考えます。
そこで、今般三分の二の大きさではありますが「平成阿弥陀如来倚像」を造立いたしました。約一年間本堂西余間に奉安しておきましたが、いよいよ「開眼法要」を奉修いたしたいと思います。いろいろと検討しましたが最終的に開眼法要を「四十八日念佛会」で奉修することに決定いたしました。
その根拠は真盛上人教えの中でお念佛を救いの拠り所として「不断念佛」とか「別時念佛」とかいわれるものをお勧めになりました、そして真盛上人に深い所縁のある宗内寺院十六ケ寺を「不断念佛道場」とされ成願寺もその一寺院です。
その別時念佛の一つに「四十八日念佛会」という長期間のものがあり、真盛上人御存命中に多く寺院で奉修されました。
成願寺は今から約五百二十年余り前に真盛上人を開基として建立され、その本堂の落慶法要および翌年宗祖ご遷化中陰回向として四十八日念佛会が奉修されましたが、その後成願寺で四十八日念佛会が行われたという記録はありません。
そこで、今般この佛縁を期して約五百二十年振りに成願寺における別時念佛である四十八日念佛会奉修し、平成阿弥陀如来倚像の開眼とします。

また、同時にこの法要は単なる法要ではなく、「念佛行」という修行でもありますので宗内は言うに及ばず宗外の方でもお念佛を拠り所とした志のある御僧侶・檀信徒にも結縁いただけるよう考えております。
なお、一昨年宗門をあげて総本山西京寺にて「恵心僧都一千年忌法要」が厳修されましたが、本年がまさに恵心僧都御遷化から一千年を迎え御命日が四十八日念佛会の期間中の六月十日であります。その御命日には本堂にて有志御僧侶方による「二十五三昧式」を奉修していただきます。
具体的な内容は五百二十年前とは時代も変わっており同じようにとは行かないと思いますが、とにかく四十八日間、僧侶・宗旨宗派・老若男女すべての垣根を超えてお念佛を称えるという単調で地味な法要(行)で仰々しい、華々しい儀式的なことは毛頭考えておりません。
以上、長丁場の法要のためご理解と、ご協力をお願い申し上げ、お一人でも多くの方々のご随喜、ご結縁をお待ち申し上げます。

平成二十八年 三月  佛縁日

主な日程

月日時間法要場所
5月15日(日)午後2時開闢(かいびゃく)客殿道場
5月2日(木)~午後6時~中日不断念仏会(七十二時間)客殿道場
  5月5日(日)  午後6時までこの期間のみ約二十年ぶりに成願寺勅使門を開門します。
6月10日(金)午後2時恵心僧徒源信和尚一千年忌法要
(二十五三昧式)有志御僧侶
本堂
7月1日(金)午後2時結願客殿道場
5月16日(月)~6月30日(木)の間、午前9時~午後6時、客殿道場にて通常別時念仏会
 
  • 上記日程以外に有志御僧侶のご奉仕がある場合、本堂等での法要が追加されることがあります。

成願寺四十八日念仏会 結縁要綱

  1. 山門前成願寺会館にて必ず受付をしてください。
    • 受付にて必ず住所・氏名・到着時刻等をご記入いただきます。
  2. 御僧侶の方で着替えをされる方は成願寺会館で着装下さい。
  3. 順路案内に従って客殿道場へお入り下さい。
    • 道場入口より称名念佛以外の声は緊急事態を除きご遠慮願います。
      (携帯電話等充分ご注意願います)
  4. 道場に入りましたら空いている場所でお念佛を称えて下さい。先着の方がある場合はその方のリズムに合わせて下さい。
    • 必ずしも正座する必要はありませんし必要な方には椅子も若干数準備します。
      (楽な姿勢でお念佛に集中して下さい。)
  5. 時間内お念佛は何分、何時間、何日称えていただいても結構です。
  6. 道場入口を出ましたら、再度、成願寺会館受付へお越しいただき、お帰りの時刻をご記入ください。
    • この念佛会において僧俗・宗旨宗派・老若男女の違いは問いません。
      誰もが佛弟子という立場で有志の方の結縁を歓迎します。
      特に、御僧侶の方の職級・役職も法要期間中は無関係です。どなたがお越しになっても特別待遇はございません。
    • 一日に何度道場にお入りいただいても必ず受付にて到着時刻・お帰り時刻をその都度ご記入願います。
    • 服装は自由です。袈裟・念珠をお持ちの方はご持参下さい。(無くても結構です。)
    • この念佛会は家単位ではありません。個人単位です。ご家族で何人お越しいただいても結構です。
    • 期間連日、道場が開いている時間内(午前9時~午後6時)は都合の良い時間に自由にお越し下さい。
    • ※ 住職は常駐している訳ではありません。葬儀・年忌等で不在の場合が多々ございますので事前にご了承下さい。
    • 以上
【お知らせ】
慧命山成願寺の詳細は、「慧命山成願寺」のページをごらんください。

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