常福寺旧国宝『別所の観音さん』来る8月9日に開帳されます

木造千手観音立像

雨宝山 功徳院 常福寺は、津市白山町八対野別所にあって、俗に『別所の観音さん』と近郊近在の人々に親しまれ、ご本尊は「千手観世音菩薩」です。

観音の本願は慈悲で、千個の目、千本の手の慈悲を備えられて、多くの人々に手を差し伸ばされ、様々な苦悩から救って頂く「現世利益」の仏さんです。

昔は60年毎に「本開帳」、30年毎の「中開帳」の秘仏で、大正5年旧国宝に指定されています。

現在では年1回、功徳日の『四万六十日会』、8月9日午前10時より開帳(開扉)されています。この用にお参りしますと、4万6千用お参りしたと同じの功徳を頂けると言われています。

是非 有難い8月9日 ご本尊の拝観と共に、お参りをお待ちしています。

境内の三十三所観音堂には、西国三十三ヶ所観世音菩薩と、眼病に霊験あらたかな城洲 柳谷観音がお祀りされ、なお、お釈迦様の入滅光景を描いた『涅槃図(ねはんず)』も拝観する事が出来ます。

ご本尊の縁起とお姿

絵起によれば、平安初期 弘仁五年(814)弘法大師が伊勢神官に参篭の砌、不思議な霊告を蒙り給わり、この里に来られて千手観音の尊像を一刀三礼の下、自ら刻まれ、この別所に堂舎を創建奉安せられたと伝えています。

ご本率は像高約57cm 檜材の一本造り、頭頂に十一面を頂き、四十二手(合掌手を除いて1手について、25の世界の衆生を救うので40X25で千手となる)の典型的な千手観世音菩薩立像で、お顔の形は頬豊かこ厚い唇、切れ長の大きい目、神秘性を漂わせています。肩幅広く胴体大きく、全体にガッチリしていて安定感があり、しかも優雅きの溢れた立姿です。腰には裙(くん)と言う袴(はかま)の様なものを巻き、その下部が長く裾をひいています。

【お知らせ】
常福寺の詳細は、常福寺『別所の観音さん』のページをご覧ください。

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